糖尿病は寒い冬こそケアが大切!血糖値を上げないための注意点とは?

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ヒートショック対策

冬になるとよく聞く「ヒートショック」という言葉をご存知ですか?急激な温度差がもたらす身体への悪影響を意味します。入浴時、外出時などの急激な温度変化によって、血圧が大きく変動することで体の不調を招きます。失神だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる症状を引き起こすこともあります。

冬は血糖のコントロールが乱れる傾向があり、糖尿病患者は特に注意が必要です。血糖値の乱れの主な理由は「食事」と「運動」の2つがあります。

冬に血糖値が上がる危険な習慣

寒さを理由に外出する機会が激減。室内で過ごす時間が長くなり運動量が著しく低下しているのに、食事量は同じかそれ以上・・・という悪循環。あなたも心覚えはありませんか?このような生活を続けると、当然ですが血糖値が高くなってしまいます。

血糖値を下げるには運動が効果的です。最近の研究結果では1回の運動を20~30分連続で行う必要はなく、数回に分けて合計20~30分行えば連続して運動した時と同じ効果が得られることが判明しています。

運動する時間帯ですが、意外にも食後1時間以内が最も効果が高いようです。少しずつ簡単な運動を始めてみましょう。

高血圧や高脂血症を抱えている人は特に注意

厚生労働省の調べによると、心筋梗塞などの心疾患による死亡者数は12~3月の寒い時期が最も多く、6~9月の暑い時期と比較すると2倍近くに跳ね上がります。

人間の体は寒いと血管が収縮して血流が悪くなるため、心疾患を発症しやすくなります。心筋梗塞などの心疾患は前触れなく、ある日突然襲ってきます。

もし、糖尿病患者の方で高血圧や高脂血症、動脈硬化がある場合には血管がもろく狭くなっています。それは心疾患を起こしやすい状態だということを覚えておいてください。

少しの心がけが命を守る!冬の心疾患予防策

では、冬の心疾患対策として具体的に何をすれば良いのでしょうか?

しっかり防寒!

外出時には防寒着やコート、マフラー、帽子などを着用し、体を常にポカポカ状態にすること。

また、室内でも台所やトイレ、脱衣所など暖房がきいていない場所に行く場合、小型の暖房器具を設置したり服を羽織るなど、寒暖差による体の負担を軽減しましょう。

熱いお風呂はNG!

入浴時の温度差は血圧の急上昇を招くため心疾患を起こしやすくなります。湯船に入る前に体にお湯をかけるなどして入浴の準備を行い、体が十分温まってから湯船に入ってください。

また、汗をかくと血液の粘度が増して血栓ができやすくなるため、お湯の温度はぬるめで、長湯をしないようにしましょう。もちろん、入浴前後の水分補給は必須です。

防寒対策

ウォーキングのメリットと注意点

寒い冬でもウォーキングは効果的な運動です。冬は運動や身体活動をしていない時に消費されるエネルギーである「基礎代謝」が増えやすいのですが、基礎代謝に大きく影響するのは筋肉量。

筋肉を増やすと基礎代謝が上がり、消費エネルギー量も増えるという好循環を生み出します。日頃から筋肉を増やす運動を心がけ、基礎代謝の向上を目指してください。

ただし、寒い冬の運動はウォーミングアップが重要。先述のように冬場は血圧が上昇しやすいので要注意です。体を急に冷やさないよう、時間の余裕をもってウォーミングアップをしっかり行いましょう。帽子、手袋、靴下などで防寒ケアすることで、ウォーミングアップとの相乗効果も期待できます。

まとめ

冬は血圧の変動が激しく脳卒中や心筋梗塞になりやすい季節ですが、高血圧や高脂血症、動脈硬化を抱えている糖尿病患者は他の季節より注意が必要です。

また、冬の運動は基礎代謝がいつもより増えやすいため、運動を積極的に行うことで筋肉量を向上させることができます。寒い冬にこそ運動習慣をつけましょう。

必ず主治医の先生にご相談ください。

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